以前にも投稿いただいた匿名希望S子さんからの体験談の第4話です。
S子さん一家が引越しをしても家を探しだした祖父。
そのうえ野宿してまで孫に会おうとする、まるでストーカーのようになってしまった祖父。
そんな恐ろしくも執拗な祖父の姿に慄いた前回でしたが、今回は急展開が待っていました。
祖父は、わざと預金通帳が入ったバッグをわが家の玄関先に置いて家に帰り、電話をかけてきて
「○○(兄)に家まで持って来させろ」
と言った事もあります。
もちろん母は兄を行かせるわけはなく、宅配便で送り返してましたが。
そんな祖父との攻防戦が続く中、なんと突然行方知れずだった父が帰って来たと連絡がありました!
その頃、祖母が認知症になり、父が祖母の面倒をみて、祖父は父の弟宅で暮らす事になりました。
そして祖父との攻防戦は唐突に終わりました。
その後、祖母が他界。
父は弟から祖父を引き取り、最後を看取りました。
父は母と私達にした事を猛省しており、それもあって一人で祖父母を看取ったようでした。
父は祖父母を看取った後、初めてちゃんと私達に会いに来ました。
ストーカーと化した祖父の異常な行動は、蒸発していたS子さんの父が祖父母の元へ帰ったことで唐突に終わりを告げました。
そしてこれまでかけた迷惑を悔いるかのようなS子さんの父の行動。
ホッとした今回のお話でしたが、今度は父がS子さん一家にコンタクトを取ってきます…
次回最終話に続きます!!
自薦他薦は問いません。
投稿お待ちしています!