大学生の肴さんからの体験談の第1話です。
肴さんは祖父母と同居されており、孫からの立場でのお話しとなります。
同居して以来、祖父母のことに対して腹に据えかねることだらけの肴さん。
孫からこんなにも嫌われている祖父母…
とても興味深く読ませていただきました。
思いが深くたくさん書いてくださったので3回に分けて連載いたします。
私は母子家庭の娘です。
母1人に姉と妹、私がいる4人家族です。
母には兄弟がいます。
私からだと祖父母にあたる人は母の弟である叔父の家でずっと暮らしていました。
ある日、お金のトラブルで叔父叔母VS祖父母という形での喧嘩が勃発しました。
結果、どちらかが家を出ていくことになったそうです。
それを小耳に挟んだ私は向こうの事情をある程度聞いていたので、計画性もお金もないのにその場の感情で家を出るなんて馬鹿らしい話だと思っていました。
しかし、問題はそこからです。
なんと、私たちの家に祖父母が来ることになったのです。
おそらく私の家族は誰も納得はしていませんでしたが、叔父叔母は完全にこちらに押し付ける気しかありませんでした。
また祖父母は早く移住させろと言わんばかりの勢いで、母はどうにもできなかったようです。
正直、血の繋がりを断ち切りたいくらいには関わりたくなかったのですが、強制的に同居することになりました。
嫌でしたが仕方ないとはじめは思っていました。
しかし、叔父叔母は謝罪もお金もこちらに渡さずに押し付けるだけ押し付けたら無関係のフリをする姿に怒りを覚えました。
しかも驚いたのは従姉妹にあたる叔父叔母の娘が謝ってきたのです。
彼女たちは悪くないのに謝ってきました。
悪くない子供が謝って原因である親は一言も感謝も謝罪も寄越さない有様に、それでも大人かと高校生の妹ですら謝罪すらないのはおかしいと憤っていました。
また、過ごすうちに何で関係ない自分達がこんな目にあっているのだろうと何度も考えました。
私からしたら血は繋がっているけど家族じゃありません。
姉も家族じゃないと言っていました。
血の繋がりがなければこんなことにはならなかったことを考えるとなんとも言えない気持ちになります。
母は兄弟と違って祖父母からお金を出してもらったことはなく、家事も全てやっていたと聞きました。
土地もわざわざ買い取ったりして自立して暮らしていたのに、歳を取ってから祖父母を押し付けられて世話まで見させられることになってしまいました。
私は血の繋がりがあるから全てを背負わなければいけないのは違うと思います。
こうなってしまった以上どうもできませんが、悪い人が得をして優しい人が損をする世の中なんだろうなと悟ったのと同時に自分の血の繋がりを親族を憎みました。
もともとは肴さんのお母さんの弟と同居していた祖父母。
そこを追い出されるということはよっぽどのことがあったのでしょう。
そして今度は肴さんのお母さんを頼る。
いや、頼るという言い方は適切ではないかもしれません。
これは寄生ではないでしょうか?
つぎつぎと寄生先を変える祖父母。
おそろしい…
それにしても、実の孫にここまで思わせてしまう祖父母とは、どれほど罪深いのでしょうか…
自薦他薦は問いません。
投稿お待ちしております!