お寺に嫁いだとうふさんからの体験談の第6話、最終章です。
寺の隣に住めと言われたり、ゴミ屋敷のようになった寺に住めと言われたりと何度も話し合ったことを覆され疲弊するとうふさん家族。
義弟や義妹も巻き込んだけれど決着がつかないまま月日は流れ…
(原文ママ)
あれから5年ほどたちました。
義家族はまだ寺にいます。
姑舅はすっかり年老いて肉体的に寺をまわせなくなっているのに未だに寺に執着し、夫を使いまわします。
寺とリーマンの二足のわらじで夫は過労で倒れかけました。
せめて予定をこちらで決めさせてくれるとか、私もお経をあげられるので僧侶として仕事をすれば解決するのですが、舅は私たちの息子が成人するまで嫁を寺にいれたくないから頑張るつもりのようです。
「この寺をのっとるつもりか」
って昔言われましたっけ。
加齢で外面を保てなくなった姑舅は檀家さんにも本性を見せ始めましたが、本人たちは悪いことをしているどころか、いいことをしていると思っている始末です。
檀家さんに内情をお話しし、舅へ引退を促してもらいましたが失敗。
「のらりくらりとかわして好き放題する」
スキルを今も発動中です。
檀家さんからも「先生」としてあがめてきた舅にこれ以上はっきり説得するのは嫌だとやんわり断られました。
長くなりましたが、以上です。
寺の跡取りとして生まれ、道場にも行き、姑舅に
「お経をあげてもいいから」
嫁にきてほしいといわれて喜んできたら、全く寺に関われないまま13年目に突入。
しかも、息子の嫁がくるまで姑舅は頑張るつもりのようで、私は本当に義家にとって
「産む機械」
だったのだと痛感します。
息子の僧籍をとる会にも出席できず晴れ姿をみることもできませんでした。
姑は、義妹の夫が死ねば義妹と義弟で夫婦ごっこができるからちょうどいい、そうなればいい、といっています。
多分、咎められればまた
「そんなこといってない。」
と言うんでしょうけれど。
寺族にはそうやって嫁に子供だけ産ませて追い出し、兄妹で疑似夫婦関係をつくらせる、ということが時々みられます。
私の人生って何だったんだろう。。。
と悲しくなりますが、最近は落ち込んでいても仕方ないので、寺はあきらめて
別の道をさがしたほうがいいのではと思い始めました。
長くなりましたが以上です。
長すぎて掲載できないのでは・・・と思いますが、ここまで読んで下さり、やすちんさん、ありがとうございました。
お寺に嫁いだという特殊な環境ゆえに相談相手もおらず、どれほどご苦労されたかと思います。
ここで多くの方に読んでいただくことで、とうふさんの思いが少しでも晴れることを願います。
自薦他薦は問いません。
投稿お待ちしております!