お寺のお嫁さん(現在は別居)の、とうふさんから前回の記事について訂正箇所があるということでお話をいただきましたのでこちらに掲載させていただきます。
前回の話、説明が足らなかったんで少々、訂正を。
すみません。
うちの義妹なんですが、「寺に戻る」っていうのは
姑が要介護になったら義妹が嫁ぎ先に旦那と子供たちを残して介護にくる、という意味なんです。
昨年、義妹から提案してきました。
説明が足らず、すみません。
姑は常日頃から兄妹で結婚できたらよかったのに!
と匂わせており(はっきりとは言わない)
これは義妹から提案をうける数年前の話なんですが
「k子(義妹)の旦那が死ねばいいのに。そうしたらk子は寺に戻ってこれて、h男と夫婦みたいになれる。子供もいるから問題ない。(遺伝的に問題のない、という意味)そうだ、そうなればいいんだ!」
と満面の笑みで語っており、それを聞く義弟のまんざらでもない顔と言い・・・
h平さん(義妹夫)や子供達の気持ち、そもそも義妹の気持ちも考えず、気持ちの悪いことをいうなー・・・
と嫌悪が軽蔑に変わりました。
この一件で姑にとってh平さんは種馬、私は子産みマシン、ということがわかりました。
はなから身内の中に他人をいれる気がなかった、ということです。
義妹から提案が来たとき私は姑舅の世話がなくなって安心した半面、大きな不安も感じました。
義妹の子達もあと数年で大学受験。
都心に近い寺は下宿先としてさぞかし魅力的に映るでしょうね。
寺が姑の望む通り、血縁者のみの楽園になる。
正直、気持ち悪いです。
あとこれはご存じない人が多いのですが、寺に住むためには基本的に身内に「僧籍」を持った人がいなければなりません。
現在の義家の僧籍保有者は
★舅
★夫
★私
の三人です。
舅はもう体に麻痺がある状態なので戦力外。
したがって
★夫
★私
の二名がいるから姑舅、義弟は寺に住めていることになります。
夫は平日はサラリーマンをし休日に寺に通って僧侶をしているのですが、平日、姑舅たちがあんまり寺仕事をこなしてくれていないのを必死にカバーしている状態です。
会社も激務。
そのため過労で倒れそうになりながら寺に通っています。
私と夫はどうみても姑達にいいように利用されていますよね?
しかも激務で夫が倒れたら、彼らは「嫁」の僧籍のおかげで寺に住めることになるんです。
ただ、私は隠された存在なので近隣の寺どころか檀家にも認知されておりません。
だから夫が倒れた→私が晴れて僧侶に!とはならないんです。
おそらく他の寺の次男坊などの「余った僧侶」に乗っ取られます。
そうしたら私と子供はどうなるのかと思うと。
私は実家でもずっと寺の仕事を中心にやってきたので世間の仕事はパートくらいしかやれませんでした。
なんで正社員にならずに僧侶の修行に行っていたのか悔やまれます。
色々な意味で早く寺にはいりたいです。
夫が倒れて入院、となっても寺のことで心配させたくないし、息子にも寺以外の人生を選べるように私がお経をあげられようになれるといいんですが。
年老いた夫や私の居場所のために息子が僧籍をとるなんて、一番ダメだと思っています。
姑と義弟は現実を無視する人なので夫が死ぬなんてあるわけがない、と思い込んでいるし、舅は私に寺をさせるくらいなら、信頼できるどこぞの次男坊にと思っているようですけど(そして一緒に寺をやれると思っている)
ばかなの!?どんだけ世間知らず!?
寺嫁という特別な環境でとてもがんばられているとうふさん。
補足説明をありがとうございました。
それにしても…
とうふさんの義父母は、そんな特殊な環境だからこそおかしな感覚になるのでしょうか…?
いや、同居をのぞむ義父母はそもそも感覚がおかしいか!
ははは…
とにかく同居はだめですね!!
自薦他薦は問いません!
投稿お待ちしております!!